1. おいしさを作ってくれた油を回収
テイクアウトのお弁当、レストランや給食などで使う食用油は大量に消費されます。それだけ廃食用油も多く出ます｡これら産業用廃食用油を、私たち回収･再生業者が効率よく回収｡リサイクルセンターや、工場に運び、再利用への道を探ります｡

2. 廃食用油を目的に応じて分類･再加工
回収された廃食用油は、質によって分類されます｡一部は石油の代わりとしてボイラー用燃料に｡大部分は再生精製されて、再利用業者へと譲り渡されます。地球を汚す廃食用油は、こうして暮らしの資源として再び役立ってくれます。

3. 生まれ変わって暮らしの新製品に
廃食用油リサイクル製品は多彩です｡たとえば飼料用油脂が約７割、石鹸、塗料、脂肪酸など工業用油脂が約２割、ＢＤＦ，ボイラー燃料、輸出等が約１割｡大部分の食用油を輸入に頼る日本です｡ぜひとも、廃食用油リサイクルを見直したいものです｡